「福島に生きる」ということ―バラバラ・ハラスメントを超えて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784780716610
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

内容説明

集落、近隣、親戚、家族、ときには夫婦までもバラバラに―福島の原発・津波被害の現況は一種のハラスメントである。進行形の原発事故を横目で見ながら「福島に生きる」ための、新生の道を模索するさまざまな試み。それは、単なる修復・再生ではない。こころのケアをめざして支援に携わってきた「風の人」が綴った七年の支援記録。

目次

第1章 やっぱり、未だはじまったばかり
第2章 フラッシュ・フォワード
第3章 「一滴の水」から大河にならなくてもよい
第4章 相馬の時間論
第5章 弧立させない、結びつける、そして未来を共有する
第6章 福島の地で人々とともに生き抜く
相双のいま 終わりにかえて

著者等紹介

中澤正夫[ナカザワマサオ]
1937年、群馬県生まれ。精神科医。群馬大学医学部卒。佐久総合病院、群馬大学医学部精神科などを経て、1979年より代々木病院に勤務。長年、長野県、群馬県の山村を研究フィールドに地域ぐるみの診療を実践。「特定非営利活動法人ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」の副代表理事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomonori Yonezawa

0
【地元図書館】ポイント、72Pの「次」の作り方からの2頁。退かないと下が育たない、同意。五章と六章の対談は必読クラス。特に五章後半、「最大の不幸はバラバラハラスメント」からのくだり。俺が過去に読んだ他の人の本ではコミュニティの毀損と表現されてたことについて語っている。この辺をも少し消化して仕事上の課題としてるアレに感覚を盛り込みたい。読み終わってから、そーいやこの著者はあの人か…、講演聞いたこともあったんだなと思い出す。2018/06/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12643666
  • ご注意事項

最近チェックした商品