ともに明日を見る窓―児童文学の中の子どもと大人

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ともに明日を見る窓―児童文学の中の子どもと大人

  • きど のりこ【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 本の泉社(2017/01発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784780716047
  • NDC分類 909.04
  • Cコード C0000

出版社内容情報

子どもたちの視点で語られ、多様な大人たちが登場する作品をご紹介します。「子どもから大人まで、読んで欲しい児童書36冊。全部きどさんのお気に入り作品だから、手渡したい思いが温かく伝わってくるのがいいね。」ひこ・田中(『お引越し』『なりたて中学生』シリーズ)



「児童文学」はトータルに人間を描くことのできる貴重な実験場─子どもたちの視点で語られ、多様な大人たちが登場する作品をご紹介します。

1、子どもは成長する  北畠八穂『破れ穴から出発だ』/丘修三『ぼくのお姉さん』他

2、子どもは大人を信頼できるか  ケストナー『飛ぶ教室』/ひこ・田中『お引越し』他

3、子どもだって市民なんだ 砂田弘『さらばハイウェイ』/ 安本末子『にあんちゃん』他 

4、子どもだからわかる 大石真『チョコレート戦争』/古田足日『宿題ひきうけ株式会社』他

5、子どもの目で戦争を見つめる おおえひで『八月がくるたびに』/ネストリンガー『あの年の春は早くきた』他6、子ども性ってなんだろう 宮沢賢治 『種山ヶ原』/ 新美南吉『川』ほか

7、子どもは空想する フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』/バリー『ピーター・パンとウェンディ』他

きど のりこ[キド ノリコ]
きど のりこ
神奈川県生まれ。早稲田大学文学部史学科卒業。児童文学の創作・評論にかかわって現在に至る。「パジャマガール」で第24回新美南吉児童文学賞を受賞。日本児童文学者協会会員。ファンタジー研究会会員。アジア児童文学日本センター会長。

内容説明

「児童文学」はトータルに人間を描くことのできる貴重な実験場―子どもたちの視点で語られ、多様な大人たちが登場する作品を紹介。

目次

1 子どもは成長する―痛みの経験をバネに
2 子どもは大人を信頼できるか―家族・学校を舞台にして
3 子どもだって市民なんだ―大人の社会のおかしさを見逃さない
4 子どもだからこそわかるんだ―子どもに“正義”あり
5 子どもの目で戦争を見つめる―被害者として観察者として
6 子ども性ってなんだろう―永遠なるものと交感する
7 子どもは空想する―ファンタジーの世界で真実を見つける

著者等紹介

きどのりこ[キドノリコ]
神奈川県生まれ。早稲田大学文学部史学科卒業。児童文学の創作・評論にかかわって現在に至る。「パジャマガール」で第24回新美南吉児童文学賞を受賞。日本児童文学者協会会員。ファンタジー研究会会員。アジア児童文学日本センター会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みつばちい

11
児童文学の中で子どもと大人がどのように描かれているか、子ども性とは、を36の児童文学を紹介しながら考える本。以前何かの研修でこの本がもうすぐ出版されますと紹介されたので、読もうと思いながら、、ようやく読めた。優れた子どもの本には優れた大人が出てくる、ということの考えを深めたくて読んだが、どちらかというと子どもそのもの、大人そのものの描き方やその両者の関わり方への言及が多い感じだった。紹介されている本の中には未読のものも多いので読みたいと思った。表紙の可愛らしさとは違いなかなか読み応えがあった。2019/01/31

ねこ

8
名著でありながら図書館の閉架書庫に眠っている児童書がたくさん紹介されていて、それもありがたいことだったけれど、なんといっても「はじめに」が素晴らしい。最後まで読んで、もう一度「はじめに」を読みました。2017/04/08

西澤 隆

6
連載「児童文学の中の子どもと大人」をまとめた本書は思い溢れる「はじめに」のあと、図書館の閉架書庫に収納されている年代のものも含め多くの本をこども性の7つのテーマにわけて紹介している。僕の世代ではまだ祖父祖母世代が経験者で物語にリアルさを感じられた戦争のこともそのひとつ。中には懐かしいものもいくつもあって読み返してみることにしました。ただ惜しいのはこの本は若い世代の、児童書を子どもに手渡したいひとたちにはなかなか伝わりにくい本という気がすること。いい評論だけれど「外向き」ではない。それがとても惜しいな、と。2017/05/23

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