「邪馬台国論争史学」の終焉―日本古代史学と憲法第一条

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  • サイズ A5判/ページ数 301p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784780712414
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

内容説明

集団的自衛権の確立は、天皇元首化復権と一体。天皇制は本当に日本の“歴史と伝統”か。本書は一国民の目線から文献と考古学の動かぬ証拠を示し、“学者の日本古代史”を徹底検証。新しい視点の日本古代史の書である。

目次

第1章 憲法で日本史観を規定、なぜ?
第2章 “通説”が語らないもの
第3章 欧米人の日本古代史“造作論”
第4章 「万世一系」史観批判の系列と通説
第5章 古代中国史料等と「『邪馬台(一)国』論争」
第6章 “日の丸・君が代”の真実
第7章 通説の「古墳時代・近畿先進論」を批判
第8章 巨大前方後円墳造営勢力の探求
第9章 前方後円墳体制論批判
第10章 近畿地方に台頭する新勢力

著者等紹介

草野善彦[クサノヨシヒコ]
1933年生まれ。武蔵野美術学校(大学)卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。