目次
1章 『母の証言』(原爆投下直後のこと「思い出しとうない。何も言いとうない」;原爆投下直後のこと「地獄絵より酷い。ああもう続けられん」;原爆の次の日「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」;原爆のまた次の日 白骨になっていた彌太郎伯父さん;原爆から一週間 人間って死なんもんじゃね;原爆から一ヶ月 だから生きている;原爆から二ヶ月「わたしの人形」)
2章 ヒロシマからアメリカへ(そのとき私たちは;母は強し;アメリカへ)
3章 ヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマ―俳句・短歌・詩で綴る自分史(渡米・結婚・帰化;私の証言;ヒロシマ ナガサキ フクシマ)
4章 いまこそ核兵器の廃絶を!
著者等紹介
大竹幾久子[オオタケキクコ]
旧姓:古田幾久子。大阪市で生まれる。1945年5月頃両親の出身地である広島市に戻る。1945年8月6日、広島市西区打越町で原爆に被爆、負傷。その後、「原爆症」になり、その年の11月頃まで病床に臥す。父を原爆で亡くす。広島の五日市小学校、ノートルダム清心女子中学校、国泰寺高等学校卒。津田塾大学卒業後、1968年に渡米結婚。以後、米国カリフォルニア州に在住。修士号を取得して、カリフォルニア州立大学などで日本語を教え、非常勤助教授として引退。現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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