内容説明
東日本大震災、原発事故、普天間基地、「復帰」40年、「併合」100年、「在日」…ここから見えてくる日本。
目次
東日本大震災・福島原発事故を行く(森住卓)
原発事故はすべてのものを奪った(長谷川健一)
民主主義の再生、人間の復興を(佐藤栄佐久)
生きとし生けるものすべてへの思いやり―原発銀座・若狭で脱原発を訴えて四十年(中嶌哲演)
米全面占領下の二十七年、復帰後三十八年、沖縄はずっとたたかってきた(謝名元慶福)
文学は思想の象徴―三つの三部作と沖縄の歴史、私の文学(大城立裕)
頂点へ向けあらゆるものが膨らんで―「復帰四十年」の沖縄で思うこと(屋富祖建樹)
歴史清算、そして自由であること(金石範)
八・一五と三・一一―「在日」の実存を生きる(金時鐘)
三十六年の受難があったから今がある―「韓国併合」百年と文学、「四・一九」世代(金炳翼)
著者等紹介
新船海三郎[シンフネカイサブロウ]
1947年北海道留萌生まれ。新聞記者などを経て評論活動に。『季論21』編集責任者。日本民主主義文学会会員、日本文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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