出版社内容情報
★ 動画つきだから細かなポイントまでわかる
★ 自分のペースで折れる
★ 創業大正十四年、京都、和紙とともに
約百年続く「谷口松雄堂」が伝える
★ 紙を愉しみくらしのなかで使える実用折り紙
◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇
折り紙は、手のひらの中で季節を感じる
小さな芸術です。
一枚の紙を折り重ねるだけで、
春の桜が咲き、
夏の金魚が泳ぎ、
秋の紅葉が舞い、
冬の雪が輝く―。
折る人の指先と心が動くたびに、
紙の中に「ぬくもり」と「想い」が宿ります。
京都で百年、和紙とともに歩んできた谷口松雄堂は、
紙がもつやさしさと力強さを
誰よりも知っています。
和紙は、触れたときのしなやかさ、
光を透かしたときの美しさ、
そして人の心を映す素朴さに満ちています。
私たちは長年、伝統的な和紙製品を通して
「紙に心を込める」という日本の美意識を
伝えてきました。
本書では、その延長線上にある「折り紙」を、
もっと身近に、もっと楽しく
感じていただけるように、
四季折々の作品を紹介しています。
桜の菓子入れやチューリップの花束、
蓮の箱や七夕飾り、紅葉やしおり、
鶴や亀、箸袋―。
どの作品も、折って飾るだけでなく、
暮らしの中で使えたり、人へ贈ったりできる
「実用の折り紙」です。
日常の中に、ほんの少しの
手仕事を取り入れるだけで、
季節と心の距離がぐっと近づきます。
本書で紹介しているすべての作品に
二次元コードを付けました。
二次元コードから動画にアクセスしていただければ、
まるで一緒に折っているような気分で
作品を完成させることができます。
本書では、谷口松雄堂が長年培ってきた
「紙選びの知恵」もご紹介しています。
作品に合わせた紙の厚さ、風合い、
柄の活かし方など、
“紙と折りの相性”を大切にしました。
同じ折り方でも、紙を変えることで
表情ががらりと変わる―
それは、折り紙が単なる形作りではなく、
素材との対話でもあるからです。
デジタルが当たり前の時代に、
紙を折る時間は心を静め、
暮らしにやさしい余白を生みだします。
本書が、そんなひとときを楽しむきっかけとなり、
季節を折り、想いを包み、
誰かにそっと贈る“こころの折り紙”として、
あなたの毎日に小さな彩りをそえられれば幸いです。
谷口松雄堂 谷口 主嘉
【目次】



