出版社内容情報
◇◆◇ 著者からのコメント ◇◆◇
選手とコーチ、そして指導者としての
自分を振り返る時、
原田メソッド(大谷翔平選手が採用した成功法)
の上達方法を思い出します。
それは①たくさんやる、②工夫する、
③(成功者の)マネをする、というものです。
私は日々たくさんのコブを滑り、
可能な限り工夫を凝らし、
そして有名選手たちのまねをして、
気付いたら50年になろうとしています。
その間、コブは人生の課題であると共に、
喜びでもありました。
コブは永遠の挑戦であり、
その果てしない世界に魅了され続けてきました。
70歳を目前に、これまで一緒にコブを滑り、
考え続けてきた素晴らしいスキーヤーのみなさまと
この本を出すことができて、ほんとうに幸せです。
こんな素晴らしいみなさまとこの本を出せることに
心から感謝しつつ、みなさまの上達に役立つことを祈っています。
エフスタイルスクール 代表
角皆 優人
「先生はどうせ最初からコブを滑れたんでしょ?」
ときどきこんなことを言われますが、
「まさか!」です。
当時は、スキー番組(GAGANDO、SKINOW、APPISKI)
を見てマネることしかできませんでした。
今はコブ攻略に関する情報も豊富です。
本書も皆さんにとってその情報の1つになれば
うれしく思います。
今の時代なりの楽しみ方と上達方法を
ぜひ見つけてくださいね。
DIRECT LINE SKI SCHOOL 代表
小保内 祐一
20年以上前に、
「コブの滑りをレベルアップさせるために、
コブの専門家の皆さんとコラボレッスンをしたい」
と思い、角皆さんにお声がけをさせていただきました。
それからほぼ毎シーズン、
角皆さんとコブのコラボレッスンを開催しています。
コブを縦に滑る、
衝撃に負けない効率よい動きをする、
ダイレクトラインをゆっくり滑るなど、
私だけではたどり着けない、
そして知ることのない、
様々なコブでの動きのヒントをいただきました。
私は「世界中の雪質を滑れる技術」を追求しています。
そしてコブを滑ることで、
「雪とのやり取り」を学べました。
それは整地でもパウダーでもクラストでも
通用する動きです。
この動きをまだまだレベルアップさせ、
いつか皆さまと並んで雪上に立てたらと切に
願っております。
本書の内容が少しでも皆さまの上達のヒントに
なれば幸いです。
Ski-est代表
佐藤 紀隆
内容説明
レベルに応じたつまづきポイントを徹底解説。コブのプロフェッショナルによる理論&分析で深く理解できる。ターンの入りと終わりの悩み解消。脚の曲げ感覚のつかみ方。スライドからダイレクトラインまで…etc.
目次
序章 コブ攻略の基礎知識(ズルドンの是非;コブの滑りの基本とは ほか)
1 整地で練習するコブ攻略の基本技術(雪面抵抗をターンに変える迎え角;プルークファーレンで迎え角を感じる ほか)
2 コブ初級者のコブ攻略(プルークファーレンから半制動でコブに挑戦;プルークボーゲンでコブを滑る ほか)
3 コブ中級者のコブ攻略(パラレルスタンスでコブを滑る;ズラし続けるドリフトバンクターン ほか)
4 コブ上級者のコブ攻略(丸みのあるターン弧で積極的に滑る;斜面に対して垂直に立つ ほか)
著者等紹介
角皆優人[ツノカイマサヒト]
1955年群馬県出身。大学からフリースタイルスキーに取り組み、青山学院大学にフリースタイルスキークラブを創設。全日本フリースタイルスキー選手権・総合優勝7回などの成績を収める。エフ‐スタイルスクール代表。生涯現役を願い、スポーツ指導と作家活動に意欲を燃やしている
佐藤紀隆[サトウノリタカ]
1972年福岡県出身。オーストリアのスキーメソッドをベースに、マウント乗鞍スノーリゾートでSki‐estを開校している。「世界中の雪質を滑れる技術をあなたのものに」をモットーに、整地だけでなくコブやパウダー、クラストやバックカントリーと様々なステージでレッスンを展開している。日本プロスキー教師協会(SIA)ステージ4、ISIA PRO、Ski‐est代表
小保内祐一[オボナイユウイチ]
1980年岩手県出身。フリースタイルスキースクールF‐styleでインストラクターとして活躍した後、その指導力をかわれて21歳で同スクールの校長に抜擢。その後独立するが「独立するなら新天地で」の師匠の教えを守り、岩手県にてDIRECTLINEスキースクールを開校し現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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