内容説明
中学3年生の新学期。夏菜は、同じクラスになった警察官の息子・柏木俊介に誘われて、東京郊外にある俊介の叔母の家をたずねる。そこで夏菜を待ち受けていたのは、この世ならぬ者からの、あるメッセージだった―。小学校高学年から。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。児童文学作家、亜細亜大学教授。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』(講談社)で講談社児童文学新人賞、1988年『ルドルフともだちひとりだち』(講談社)で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はるき
12
あっさり読めるけどテンポが良くて面白かった。拍子の彼女が勇ましくて手に取ったけど、中身の彼女は思ったより可愛い感じ。本に慣れない高学年くらいからかな。2016/01/14
退院した雨巫女。
12
《私‐図書館》カナちゃんのように、霊がみえてしまうとしんどいね。このシリーズ面白そう。2012/01/04
深青
9
幽霊が見える女の子を主人公にしたお話。主人公の夏菜ちゃんがさっぱりしてるし、行動力もあるけど、恋愛になると年相応な感じがして好感が好感がもてた。お話の方は考えたら結構怖いはずなんだけどね、面白く読めました。次はどうなるのかな?2014/01/12
Midori Matsuoka
5
斉藤洋さんの作品は子どもたちに人気。「ナツカ」シリーズが好きな子へのステップアップにいいかも。 主人公は中学生の三須夏菜。フツーの人には見えない、感じないモノが見えたり感じたりしてしまう。 同級生の柏木俊介の謎のお願いから今回の事件?騒動?が始まるのだが、今後よきパートナーになるのだろうなあ、と次作への期待が高まる。 三須=ミスなのかあ、と思いきやちょっと違うエピソードもありました。 ミステリー部分アリ、淡い恋心?アリでなかなかに若者の心をつかむ要素は多めかと。何より読みやすかった。2020/02/09
absinthe@読み聞かせメーター
4
小5の娘。ひとりよみ。あまり面白くなかった。2021/06/18