出版社内容情報
★ 著者の浦長瀬先生が、NHK総合テレビ「あさイチ」に出演し、
嚥下トレーニングを紹介しました!
★ 著者の浦長瀬先生が、テレビ東京系「主治医が見つかる診療所」に出演し、
嚥下トレーニングを紹介しました!
◆ 飲み込み力が低下してからでは遅い!
今、関心が高まっている「嚥下障害」「誤嚥」は
飲み込む力が弱まって引き起こります。
そして、その飲み込む力は、一度低下してしまうと、
元に戻すのが非常に困難なのです。
そこで本書では、「嚥下障害」にならないために
飲み込む力の低下を予防するためのトレーニング法を
カラーでわかりやすく解説しています。
専門医が考案した飲み込み力を鍛えるトレーニング法を
ぜひ健康なうちに始めてください。
◆ こんな人は要注意 !
食事でむせることがある
喉の違和感がある
声のかすれが気になる
死ぬまで美味しく食べたい人必読 !
専門医が教える簡単トレーニング
「とろみ食」 になってからでは遅い!
セルフチェックで今すぐ予防策を。
◆ 著者からのメッセージ
年齢とともに衰える嚥下機能は1日1分のトレーニングで維持・改善できます。
嚥下障害とは、食べものを飲みこめなくなって、
必要な栄養を摂取できなくなる状態のこと。
いったん老化で嚥下障害になってしまうと、
そこからの回復は容易ではありません。
口から食べられなくなると栄養が摂取できなくなり、体力が失われて、
もとの健康な体に戻るのが困難だからです。
それゆえ、嚥下障害になる前に、
「飲みこむ力」 = 嚥下機能が
衰えないようにしなければなりません。
効果的に 「飲みこむ力」を鍛える方法はないか…。
そこで開発したのが、嚥下トレーニングです。
嚥下でもっとも大切なのは、喉頭をしっかりもち上げ、舌を柔軟に動かす能力です。
嚥下トレーニングは、これらの能力を鍛えて、「飲みこみ力」 を高めます。
今からなら十分に間に合います。
嚥下トレーニングをして、快適な食事をしましょう。
そして、嚥下障害を防ぎましょう。
口から食べられることが当たり前ではない時代になりました。
しかし、この不合理な事実は、健康に生活しているほとんどの人が把握していません。
将来、自分が口から食べられないなどとまったく考えていないのです。
嚥下障害は、すべての人に確実に近づいています。
たとえ、嚥下障害を防ごうとしても、方法がなかったのですから。
嚥下障害に関する書籍のほとんどが、嚥下障害の患者を、どう診察し介護するかについて述べています。
もちろん、それも大切です。
しかし、超高齢化時代を迎える日本では、嚥下をどう防ぐかがより重要な課題です。
耳鼻科医として、ひとりでも嚥下障害にならないよう願い、
そして、この本がその一助になれば幸いです。
著者 : 浦長瀬 昌宏 (うらながせ あつひろ)
浦長瀬 昌宏[ウラナガセ アツヒロ]
著・文・その他
内容説明
専門医が教える簡単トレーニング。「とろみ食」になってからでは遅い!セルフチェックで今すぐ予防策を。年齢とともに衰える嚥下機能は1日1分のトレーニングで維持・改善できます。
目次
第1章 「飲みこみ力」はだれでも衰える(「飲みこみ力」とは生きるために絶対必要な「飲みこみ力」;「飲みこみ力」が弱くなると誤嚥性肺炎、窒息、認知症…命にかかわる病気になる ほか)
第2章 あなたの「飲みこみ力」、今のままで大丈夫?(「飲みこみ力」セルフチェック1 「飲みこみ力」の低下がわかる10大症状―痰がのどにたまったり、声が変わるのは「飲みこみ力」低下のサイン;「飲みこみ力」セルフチェック2 「飲みこみ力」の低下がわかる10のからだのチェック―舌骨と甲状軟骨の位置と働きを知ればあなたの「飲みこみ力」が判断できる)
第3章 「飲みこみ力」を鍛えるトレーニング(嚥下障害を予防する対策が必要―「飲みこみ力」が弱りきる前に始める「嚥下トレーニング」;トレーニングを行う前に―喉頭の位置を確認して自由に動かせるようになろう ほか)
第4章 「飲みこみ力」トレーニングの効果を上げるために(嚥下トレーニングはオーダーメイド―嚥下トレーニングは、一人ひとりの「飲みこみ力」によって内容が変わる;喉頭のトレーニングをしよう1 喉頭を自在に動かせるようになると「飲みこみ力」は飛躍的に改善する ほか)
第5章 「飲みこみ力」の低下で起こる危険な病(誤嚥性肺炎1 誤解されている「高齢者の肺炎」;誤嚥性肺炎2 高齢者の肺炎の約80%は「誤嚥性肺炎」 ほか)
著者等紹介
浦長瀬昌宏[ウラナガセアツヒロ]
耳鼻咽喉科専門医。神鋼記念病院耳鼻咽喉科科長。1972年生まれ。大阪市出身。神戸大学医学部医学科、神戸大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科頭頚部外科学分野卒業。神鋼記念病院耳鼻咽喉科で、鼻治療と嚥下障害の予防を中心に耳鼻咽喉科の診療を行う。また、ENT medical lab主任研究員として、耳鼻咽喉科分野の臨床研究も積極的に行っている。現在の研究テーマは「嚥下障害の早期発見と治療」兵庫県医師会医学助成金、「睡眠時無呼吸症候群とアレルギー性鼻炎の治療」一般財団法人ヘルス・サイエンス・センター研究助成金(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。