内容説明
絵本や物語の新しい扉が開くとき。大好きなピーターラビットの世界をより深く知るための方法を示唆してくださった、海外児童文学研究者の吉田新一さんの横顔をご紹介するとともに、次世代へ手渡したい「本の楽しさ」についてつづります。翻訳家の百々佑利子さんとの対談も収録。
目次
1(魔法をかけられたときのこと―吉田新一さんとの出会い;物語るイラストレーションってどんなもの?―コールデコットの絵本の楽しみ方;ピーターラビットと私;読めば読むほど・知れば知るほど)
2(自分好みの読み方を見つけよう!;本が好き、でも本だけが特別じゃない;ときには寄り道したくなる―思春期のこと;すてきな人におすすめされると、本はもっとおもしろくなる;非日常と日常が交差するとき;本を読むことってなにかの役にたちますか?;ただいま奮闘中―新聞連載のこと)
本を子どもに手渡すということ―百々佑利子(翻訳家)×越高綾乃
著者等紹介
越高綾乃[コシタカアヤノ]
長野県松本市生まれ。児童書専門店「ちいさいおうち」の一人娘。大日本絵画、評論社営業部を経て、現在、ちいさいおうちにて広報を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5
吉田新一さんのご著書を読んでみたい、と思うだけでした。2025/02/05
Go Extreme
1
読むことと書くことは違う 作家は異次元の人 物語の世界は一つにつながる 文字を追うことへの興味 魔法使いに魔法をかけられたような 知らなかったことがたくさんある 物語るイラストレーション ユーモアや意味を読み解く 何度聴いても新しい発見 動物の衣服の意味と効果 もっと知りたい、読み解きたい 好きなことを深掘りするのは楽しい 気分に合わせて本を選ぶ 自分用にカスタマイズして読む 読む人によって物語の印象が変わる 本の世界に飛び込む背中を押したい 児童書は安心感と心地よさ 本は物理的に「遊び」に使える2025/04/25
rummy
0
吉田新一先生は、何度か講演を聞けましたが、本当に魅力的な方でした。ご著書をもう一度、まだ読んでいない物は初めて、読もうと思いました。2024/12/21