内容説明
よく見かけるあの花がアフリカではこんなに大木!?この花の呼び名はアフリカでも同じ!?遠くて近いアフリカのカラフルな魅力満載、笑顔の花もほがらかに満開。東アフリカ・タンザニア連合共和国のザンジバルに暮らして30年の著者が、「常夏のなかにも季節があるんだ!」と気がついたきっかけはバオバブの白い花でした。
目次
大きな木に咲く花
他国で出会った花
珍しい花、ユニークな花
フルーツ、野菜の花
ハーブ、スパイスの花
日本でもおなじみの花
著者等紹介
島岡由美子[シマオカユミコ]
名古屋生まれ。愛知県立大学文学部卒。幼稚園教諭として勤務後、1987年より夫島岡強と共にアフリカに渡り、以来、ザンジバル・タンザニアを拠点に漁業・運送・貿易などアフリカの人びとの自立につながる事業や、芸術文化・スポーツ振興、国際交流活動を続けて現在に至る。ライフワークとして、アフリカ各地に伝わる民話の採集に取り組み、日本に伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
96
見たことも聞いたこのもない花がまだまだたくさんあることを知った。今は普通に花屋にある花も数年、数十年年前は同じことだったと思う。反面人知れず絶滅や絶滅危惧種の植物が日本にはたくさんあう。多くは野草だ。複雑な思い。図書館本2022/12/11
バニラ風味
15
最初はバオバブや、アフリカンチューリップなど全く知らない植物ばかりだったけれど、レイン・ツリー(アメリカネムノキ)や、キング・プロテアなどの見知った植物も登場。南米で咲く花々の写真は、みな色鮮やかで、強く美しく、元気。そして、その土地の人々の暮らし、女性の服装、子どもたちのはにかむ笑顔などの写真も、また楽しく笑顔を誘います。著者の文章に、植物や人々への興味と、熱量を感じ、読んだ後に、もっとこの人の書いたものを読んでみたくなりました。2022/04/12
ぽけっとももんが
13
これは楽しいですよ。キングプロテアや極楽鳥花などは目にすることもありますが、見たこともない花や、鮮やかな黄や紫色の花が無数に咲く木など、アフリカだなぁと実感。とくにカシューナッツの花や実には驚かされる。こんなだったのかカシューナッツ。バオバブにも花が咲き実がなる。わがままなバオバブの昔話もありますよ。2022/05/28
遠い日
8
珍しい花々にちょっと興奮しながら見入りました。わたしが知っているのは、ツリー・ダリア、エンジェルス・トランペト・リリー、オクラ、アガパンサス、ブーゲンビリア、ハイビスカスくらいでした。鮮やかな原色の花が多い印象ですが、色よりもその形が特徴的な花に惹かれました。2022/05/03
サクラ
7
どれもこれも色鮮やかで元気が出てきますね。島岡さんの花の解説が気取ってなくてクスッてしちゃうのが魅力的☘️バオバブのお話知らなかったのですが、世界が違っていても物語のタネは身近な物から産まれるのだと嬉しくなってしまいました。2022/11/04
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- 和書
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