目次
1 支援の前に(セクシュアリティとジェンダー―性の多様性を理解する;人権と偏見・差別―社会構造を読み解く;対人援助の基礎―エンパワーメント相談のプロセスを知る)
2 支援の現場から(相談対応の実践―ニーズを見極める;カミングアウトとアウティング―当事者の安全・安心を確保する;セルフヘルプ・グループ―仲間とつながる)
3 公的支援を使うために(支援のための法知識―司法の仕組み、法制度、法的課題を学ぶ;公的制度の積極活用―暮らしの困難を支える;コロナ禍での生活困窮者支援―性的マイノリティへの支援を具体化する;DVへの対応―からくりを知り、対応を考える)
4 こころと身体(セクシュアル・ヘルス―性の健康と安全を保つための方法を知る;精神疾患とメンタルヘルス―基礎知識と最新情報を概観する;「発達障害」的特性を考慮したアセスメント―「こだわり」と「とらわれ」を整理する)
5 生活の場で(学校での環境整備―「個別支援」と「全体への働きかけ」をすすめる;プライド指標による企業評価―性的マイノリティにフレンドリーな職場をつくる;誰もがアライに―社会的スティグマを解消する)