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目次
シリア・アラブ共和国
シリア・アラブ共和国ってどんな国?
イスラム教の平和
イスラエル国
イスラエル国ってどんな国?
イラン・イスラム共和国
イラン・イスラム共和国ってどんな国?
トルコ共和国
トルコ共和国ってどんな国?
著者等紹介
伊勢崎賢治[イセザキケンジ]
1957年東京生まれ。国際NGOスタッフとしてアフリカ各地で活動後、東ティモール、シエラレオネ、アフガニスタンで紛争処理を指揮。現在、東京外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラーレ
11
シリアの学生が言う。「こんなふうに内戦になったのはお金や力が一番大切だと思っている人同士が戦っているからだ」 中東の人にとって平和って何だろうか?戦争がない状態。落ち着いて生活できる状態。人びとが幸せに仲良く暮らしていること。他人を尊敬し思いやること。●私はお金や力は必要だと思う。しかし、必要以上の富を望んだりすることは必要なのだろうか。そして、必要以上に働くことでストレスを生み、落ち着いて生活出来ていないのではないか。自分だけではなく相手の幸福も祈ることが世界の平和に繋がるのではないだろうか。2022/10/10
あさみ
4
世界の火薬庫と呼ばれ、物騒なイメージの強い中東の人たちは、平和についてどのように考えているのでしょう。なぜ「平和」にならないのでしょうか。シリアやイスラエル、イランやトルコなどの中東の国々の人たちが、それそれの国の状況や、平和への思いについて語ります。結局、他国の思惑に振り回されて、いまだに緊張状態から抜け出せない中東。「その方が都合が良いと思われているからです」という言葉が刺さります。2015/11/12
かのん
3
平和や戦争について考えるのに、この本はちょっとおすすめです。他の国だとこんな風に違うんだとびっくりします。他にもいろいろあるんだろうなぁとは思うけれど、他にもこんな見方もあるんだよというのを知るのにはいいのかな。2016/03/10
ネジとサビ
2
日本に住む、それぞれ紹介されている国の人が思い描く平和を語る本。総意ではもちろんないけど、でも良い本。2019/02/15
ハメ・ドゥースト
2
★★★世界にはたくさんの国があり、それぞれの歴史や文化をもっていることを踏まえ、それぞれの「平和」観を考えることを通して、「平和」の本当の意味、平和な世界をつくるために必要なことについて考えるシリーズ。シリア・アラブ共和国、イスラエル国、イラン・イスラム共和国、トルコ共和国。p.4アラビア語で「平和」=サラムp.13イスラエル国に平和が訪れないのは、「平和となる困る」事情があるからだ。その一つが武器産業の力。p.21反対意見を受け入れることp.25互いの違いを認め合い、互いに尊敬し合うこと。2016/04/10
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