フィールドの生物学<br> 深海生物テヅルモヅルの謎を追え!―系統分類から進化を探る

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フィールドの生物学
深海生物テヅルモヅルの謎を追え!―系統分類から進化を探る

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  • サイズ B6判/ページ数 299p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784486020967
  • NDC分類 484.9
  • Cコード C1345

出版社内容情報

クモヒトデの仲間であるテヅルモヅルを解説するわが国唯一の本。系統分類学などから世界中に分布した謎を紐解く。クモヒトデの仲間であるテヅルモヅルを解説するわが国唯一の本。系統分類学などから世界中に分布した謎を紐解く。

岡西 政典[オカニシ マサノリ]
岡西 政典
1983年生まれ。東京大学大学院理学系研究科、生物科学専攻 博士課程修了 博士(理学)。現、茨城大学理学部助教。

内容説明

珍しい生き物好きのすべての人へ。テヅルモヅルって何?クモヒトデって何?どんな生き物か?分類学を通して学ぶ。

目次

第1章 系統分類学に出会う(北の地で;研究室に所属する ほか)
第2章 テヅルモヅルを収集せよ(博物館に所属する;孤独との戦い ほか)
第3章 海外博物館調査(海外進出!;初めての海外調査 ほか)
第4章 ミクロとマクロから系統を再構築する(形態形質を精査せよ;分子系統解析に取り組む ほか)
第5章 系統・分類学から進化を探る(なんかないの?;学位を取得する ほか)

著者等紹介

岡西政典[オカニシマサノリ]
1983年生まれ。東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻博士課程修了、博士(理学)。文部科学省教育関係共同利用拠点事業研究員(京都大学瀬戸臨海実験所)を経て、茨城大学理学部助教。2010年東京大学GCOEリトリートPlenary Poster Award。2012年日本動物学会Zoological Science Award(論文賞)と藤井賞を同時受賞。2013年第10回日本動物分類学会奨励賞受賞。2014年日本古生物学会第163回例会優秀ポスター賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tom

16
テヅルモヅルというけったいな生き物の分類学者の研究始末記。学者という人種は、特別の人だと改めて実感。なにしろ、報われるかどうかも分からない、経済的に自立できるかどうかも分からない、そんな不安な状況の中で、自分にとって面白いものをひたすら追いかける。そしてまた、書いているものを読むと、とても面白そうと共感できる。すごい人たちだなと思うわけです。この本の口絵にあるテヅルモヅルの写真を最初に見たときは、気持ち悪いと思ったのだけど、読了してから、改めて見ると、何やら愛着を感じてしまった。たぶん良書。2016/09/05

チェアー

9
分類学という日頃あまり日の当たらない分野の研究者の生きざまを描いた本。研究の詳しい内容(本当はこれが最も大事なのだが)はよくわからないが、普通の学生が試行錯誤しながら研究者に育っていく広義の青春ものとしては抜群に面白い。新たな発見に息を飲み、歓声を上げる姿を読むと、こちらまで嬉しくなってしまう。また、研究の厳しさや先人の到達点をステップにすることの大切さも分かる。ネーミングの凄さもあって、インパクトのある本。2016/08/09

厩火事

7
癖のない文章で、素人にも進化生態学を分かりやすいように工夫されて書かれているところが良かったです。学生時代の苦悩も書かれていて、これから研究者の道を歩みたいと考えている学生さんにもお勧めできます。2017/10/22

くろじら

7
文章が読みやすく,熱い思いと,悩みながらも成長してきた姿が語られていて,すごく良かった.ちょっと時系列が前後するところもあったり,些細な問題はあるけれど,「分類学」に興味のある人には,とても良い本だと思う.分類学の楽しさが語られるのが中心だが,最後の方で馬渡先生が問いかける「楽しければいいのか?」という問いかけは,なかなか重要である.著者は,その意図を十分汲めていると思うけれど,今の20代,30代のフィールド生物学者は,日本の科学界で自然の謎に純粋に取り組める環境が再生し始めた後の幸福な世代なのだよね.2016/08/21

空飛び猫

4
分類学の意義と醍醐味。 フィールドの面白さ。2017/04/19

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