内容説明
大川小はじめ東日本の被災校を検証。東南海地域815校の防災を調査。南房総市をモデルにした提携研究。
目次
第1章 東日本大震災での津波被災―学校防災上の教訓は何だったか(人的被災の事実を改めて考える;宮城県の児童生徒の被災は岩手に比べ約4倍強―その違いの背景にあったもの ほか)
第2章 東南海地域沿岸部の小・中学校の防災対応の状況と課題(津波被災が予想されている地域815校の現状調査から;学校防災上のハード面の実態と問題点 ほか)
第3章 南房総市の学校をモデル地域として防災に取り組んだこと(防災モデル研究の経緯;19の小・中学校の学校防災の状況把握(アンケート調査)と各学校の防災への取り組み ほか)
第4章 これからの学校防災―子どもの命と向き合う視点(学校防災のためのチェックリストとそれに基づく検討;子どもを守るために何をどう備えるべきか)
著者等紹介
数見隆生[カズミタカオ]
1945年和歌山県生まれ。1971年東京教育大学大学院修了。1972年宮城教育大学に赴任。1991~2011年同大学教授。2002~2004年同大附属小学校校長兼務。2010年~現在日本教育保健学会理事長。現在、東北福祉大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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