開業医が展望する地域ケア

京都府保険医協会【編】

かもがわ出版（2013/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 102p／高さ 21cm
• 商品コード 9784780306620
• NDC分類 498
• Cコード C0036

内容説明

「地域包括ケア」の正体と誤解を明らかにし、公的保障による地域ケアの未来を展望する―開業医のポケットと心の中からの提言。

目次

第１部　地域包括ケアシステムへの「誤解」と再構築（講演録・国がすすめる地域ケア体制とは―住民の命・くらしは守れるか　地域包括ケアへの「誤解」と再構築；社会保障制度改革推進法と国民会議報告書が描き出す医療・介護サービス提供体制改革；地域包括ケアシステム政策の現段階をどう捉えるか）
第２部　「最後も自宅で」、それを支える地域の力は？―開業医が本気で語る　先生のポケットの中・車の中・心の中（「開業医の日常とは」京都市内；「開業医の日常とは」京都府北部；「開業医の日常とは」京都府南部；「開業医の日常とは」肛門科に特化した有床診療所）
第３部　開業医が問われていること（孤独死を考える；特別寄稿・警察医の立場から；地域社会の要―開業医の気概；開業医が展望する地域ケア提言（案））

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yu-Okd]

医療の在宅化が進行する中で、その前線に立つ開業医の人たちの思いが切々と綴られています。容量的には薄いながらもこれからの医療現実の危機感が現場から伝わって来る一冊です。

2013/11/05