出版社内容情報
【内容】
2000年４月予定通りに実施を迎えた介護保険。重要な制令、省令もかけこみで示されやっと制度の全貌が明らかになった。それに伴い問題点や矛盾点も明らかになってきている。
これから日本の社会福祉は、どう変貌していくのか。本書はより広い政策的な見地から、介護保険を含む社会保障構造改革の問題点を指摘し、それに代わる方向と課題を展望した。
【目次】
はじめに
1. 介護保険をめぐる議論と現状
2. 要介護認定
3. ケアマネジメント
4. 負担面からみた介護保険
5. 在宅サービスの変化
6. 営利企業の参入と利用者保護
7. 特別養護老人ホーム
8. 介護保険と医療保険
9. 介護保険と社会福祉基礎構造改革
10. 介護保険のゆくえと代替案
参考文献／あとがき
内容説明
２０００年４月予定通りに実施を迎えた介護保険。重要な政令、省令もかけこみで示されやっと制度の全貌が明らかになった。それに伴い問題点や矛盾点も明らかになってきている。これから日本の社会福祉は、どう変貌していくのか。本書はより広い政策的な見地から、介護保険を含む社会保障構造改革の問題点を指摘し、それに代わる方向と課題を展望した。
目次
第１章 介護保険をめぐる議論と現状―論点の整理と問題提起
第２章 要介護認定―新たな選別システムの導入
第３章 ケアマネジメント―社会福祉を歪める管理型ケアマネジメントの導入
第４章 負担面からみた介護保険―応益負担の導入と１０割給付の原則の転換
第５章 在宅サービスの変化―生活援助サービスから企業型サービスへ
第６章 営利企業の参入と利用者保護―社会福祉事業の営利化がもたらすもの
第７章 特別養護老人ホーム―生活施設から通過介護施設へ
第８章 介護保険と医療保険―医療の変化と福祉・医療のリストラ
第９章 介護保険と社会福祉基礎構造改革―社会福祉の選別主義的再編への道
第１０章 介護保険のゆくえと代替案―社会福祉の課題と改革の方向
