内容説明
エイミーはユメカウツツカの国に生まれたおひめさま。世界じゅうのおとぎ話にでてくるように、それはそれは愛らしく、美しいおひめさまでした。けれども、ある日、いちばん力のある妖精が、「ふつうになるように」と魔法をかけたから、さあたいへん。エイミーはみるみるうちに―上をむいた鼻に、そばかすがたくさんあるような―ふつうの女の子になってしまったのです…。ふつうになった「おひめさま」エイミーがくりひろげる、明るく楽しいものがたり。小学校低・中学年から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moe
6
図書館で小学校中学年の女の子向けの本として紹介してもらいました。主人公はある王国のお姫様という設定はおとぎ話のようですが、内容は「なぜお姫様は皆きれいなのか」「可愛いことがすべてなのか」ということをあらためて考えさせられるものになっています。もちろんおはなしとしても楽しめました。子どもたちに紹介したい本です。2011/01/10
nico
4
☆☆☆ 母がプレゼントしてくれた本。表紙を見てちょっと嫌味なのかと感じたが（笑）、内容は素晴らしい。私の心の１冊となった。道は自分で切り拓く！！たくましいエイミーに私もなりたい。もう少し大きくなったら娘にも読ませる予定。2011/12/22
朱夏
2
今まで知ったどのお姫様より、”ふつう”で、素敵。 2009/01/09
憩子
1
たくましいお姫様。2016/09/14
kr
1
ラベンダーは青い ローズマリーはみどり もしもぼくが王さまなら きみは女王さま！ ユメカウツツカ王国に生まれた7番目の姫様は、光り輝かんばかりの美しい赤ちゃんでした。 でも、誕生祝いに現れた妖精が「ふつうになるように！」と魔法をかけてしまったから、大変！ みるみるうちに姫様は「ふつうの女の子」になってしまったのです…。 夢見る世代の少女に読んでもらいたい、明るくて楽しい本です。 2005/09/05
