目次
第１章 「教育再生」政策の成り立ち
第２章 事実上の「国定教科書」をめざす制度改革
第３章 戦後日本の教科書制度のあゆみ
第４章 近隣諸国条項見直しの危険性
第５章 諸外国の教科書制度
第６章 今日の教科書問題の焦点
第７章 私たちの求める子どものための教科書制度
むすび 安倍政権の「教育再生」とどうたたかうか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takao
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「安倍教育再生」のうち教科書問題にしぼって書かれている。１９９０年代以降始まった第３次教科書攻撃。そのきっかけは、１９８２年の教科書問題にあり、検定基準に「近隣諸国条項」が追加されたことに始まる。教育と教科書をめぐる今の異常な状況をなんとかしたい。そのために、本書は教科書問題の歴史と現在の課題を解き明かしてくれる。2014/12/20
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