目次
第1部 介護労働の普遍的特性(労働特性の分析視点;サービス労働の特性と介護労働;家事労働から学ぶ介護労働の特性;介護労働の普遍的な特性;資本主義と家事労働;家事労働が専門職として社会的分業化、社会制度化していく規定要因;補論1 労働という視点から見た先行研究の到達点と課題;補論2 介護の本質規定―その到達点と課題;補論3 ソーシャルワークと介護労働)
第2部 介護労働の歴史的規定(資本主義の発展とソーシャルワークの社会化;アメリカにおけるケースマネジメント;介護の対象―その経済的規定と生活問題分析;介護保険制度の本質と介護労働;介護労働の変容と介護報酬)
第3部 介護過程論の構築に向けて(介護過程論の現状と課題;生活・自立、発達ということ;介護過程の展開1 訪問当初―「この人は安心できる人」と受けとめてもらえるまで;介護過程の展開2 訪問初期―寄りそうという視点で、生活全般をアセスメントする時期;介護過程の展開3 訪問中期―自己への肯定感・存在感・共感が実感できる生活の場;介護過程の展開4 展開期―その人らしさに光を当てたケアプランの実践;介護過程の構成要素となる基本視点とその他畏兄か)
著者等紹介
石田一紀[イシダカズキ]
立命館大学産業社会学部卒業後、日本福祉大学大学院社会福祉学専攻修了。保健福祉学博士。現在、京都女子大学家政学部生活福祉学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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