内容説明
語りあい支えあうことがむずかしい時代だからこそ、子どもの発達や子育ての悩みについてともに考えたい。乳幼児検診・発達検査はどう伝えられ、家庭で、保育・教育の場で、どのように受けとめられるのか。子どもへの対応、相談・援助のあり方を見直すこころみ。
目次
はじめに―相談すること、援助すること
第1章 「子どもの相談」のむずかしさ
第2章 不安・悩み・困り感のズレを通して
第3章 活動をともにするなかで育つもの
第4章 子ども理解と子育て支援
第5章 並びあい育ちあう援助関係へ
著者等紹介
小渕隆司[オブチタカシ]
1960年、東京生まれ。立命館大学文学部哲学科心理学専攻卒業、千葉大学大学院教育学研究科修了。水島協同病院(発達相談員)、深川保健所、船橋二和病院(心理相談員)などを経て、現在、千葉県鎌ケ谷市こども課子育て総合相談室に心理発達相談員(臨床発達心理士)として勤務。全国障害者問題研究会月刊誌「みんなのねがい」編集部員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぐりこ
2
相談援助において著者が大事にしていることが豊富なエピソードとともに書かれている。うーん、私もそう思う!と思う反面、ここは全然できてないと反省したり。とても勉強になった。あと、とても素敵な方なんだろうなぁと本を読んでいて感じた。2017/09/03
なつみ
0
☆援助者として関わるとは何か、子だけでなく、親とともに子を抱える大切さが書かれている本。2015/02/21
そふぃあ
0
子育てに悩むお母さんが読んだら「ああ、困ってるのは自分だけじゃないんだ」とほっこり安心しそう。支援とは押し付けるものではなく感覚を共有しあっていく中で、それぞれの子にとっていい方法を一緒に探していくことなんだな。2010/02/09
-
- 電子書籍
- 漫画の森から女子高生 ストーリアダッシ…