内容説明
精神科医と物理学者の超刺激対談。
目次
第1章 “だまし・だまされ”私の開眼(物理学会のシンポジウムをきっかけに;精神世界の治療を求める患者たち ほか)
第2章 だます側の人びと(それは科学か?ファンタジーか?;研究者がだます側に回っている ほか)
第3章 だまされる側の人びと(感動を求める人たちがいるから;学生たちまで、いやしを求めている ほか)
第4章 信じている人を説得していい?(だまされることの損得;血液型で人を分け隔てしていい? ほか)
第5章 自立した生き方、自由な思考(難しさへの挑戦がカッコよかった時代;知識は考えを自由にし、格差社会を生き抜く力になる ほか)
著者等紹介
香山リカ[カヤマリカ]
1960年生まれ。東京医科大学卒業。精神科医。豊富な臨床経験を生かし、現代人の心の問題をはじめ、政治・社会批評など幅広いジャンルで活躍する
菊池誠[キクチマコト]
1958年生まれ。東北大学理学部大学院卒業。大阪大学サイバーメディアセンター教授(専門は物理学)。ニセ科学の問題点について、日本物理学会でシンポジウムを共同で企画したのをはじめ、テレビ、新聞、雑誌、講演等で積極的に情報を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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