資源争奪戦を超えて―アジア・エネルギー共同体は可能か?

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  • サイズ B6判/ページ数 111p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784780301236
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0036

内容説明

どうする石油価格の高騰、東シナ海ガス田、資源大国・ロシアの復活…。4年間にわたって対立と協調の現場を渡り歩いた朝日新聞記者が、アジアをとりまくエネルギー事情を診断し、解決策を提示する。

目次

第1章 「囲い込め!」に世界が熱中(中国の「爆食」経済;供給が足りなくなるぞ ほか)
第2章 日本も発症してしまった!(「日の丸原油」を確保せよ;東シベリアの原油は「日本に先に」 ほか)
第3章 診断書を冷静に書いてみる(世界の「がぶ飲み」体質;米国はとくに重症だ ほか)
第4章 処方箋に書きたい協力「剤」(サミットに中印を;備蓄は「IEA・アジア協調」が不可欠 ほか)
第5章 中国、ロシア専門家からのアドバイス(対中国(1)日本は協力で後手に回るな(堀井伸浩・九州大学准教授)
対中国(2)日本の技術力、「資源外交」に生かせ(五十川倫義・朝日新聞論説委員) ほか)

著者等紹介

小森敦司[コモリアツシ]
1964年2月東京都生まれ。石油危機に伴う物価高騰で実父が事業に失敗。上智大学法学部卒業。1987年、朝日新聞社入社。千葉支局、静岡支局、名古屋経済部を経て、東京経済部で金融、通産省などを担当。2002年9月から2005年8月までロンドン特派員(経済担当)。2006年4月から2007年3月までアジアネットワーク主査。現在、産業・金融グループ員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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小森敦司氏による2007年の著作。全体のトーンとして、資源ナショナリズムを超克し、資源の共同管理、紛争回避、地域共同体による解決は可能か、などの諸問題に対しての検討を行っている。資源問題に対するナショナリズム的態度への警告の書。2010/08/27

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