内容説明
モーターファン・ロードテストを現在の視点で論評する。
目次
フォルクスワーゲン・ID.4―VWでRR!でもなんか微妙に終わってる
日産・GT‐R―誰にも会いたくないときは旧友を呼んでみる
ホンダ・N‐BOX―乗り心地/乗り味は下手な乗用車よりいい
スズキ・スペーシア―燃費とハンドリングで差。スズキの未来は明るい
BMW・X1―BEVで褒められるのは常にモーターだけだ
メルセデス・ベンツ・Eクラス―ICEとEVのいいとこ取りの代償は2・3tである
ボルボ・EX30―高速安定性と操舵感は出色(→RRのBEV)
ミニ・カントリーマン―購入に賛成してくれた後席の家族がかわいそう
ホンダ・アコード―ベンツ/ビーエム1000万クラスを超える快適性+巡航性
プジョー・408―久々のハンドリング絶賛モード「これはいいクルマ。いいクルマ」
マセラティ・MC20―見た目に惚れて憧れても大きく裏切られることはない
福野礼一郎選定 項目別ベストワースト2024
福野礼一郎&第一線エンジニアによる現代の視点 ホンダ・NSX
著者等紹介
福野礼一郎[フクノレイイチロウ]
東京都生まれ。自動車評論家。自動車の特質を慣例や風評に頼らず、材質や構造から冷静に分析し論評。自動車に限らない機械に対する旺盛な知識欲が緻密な取材を呼び、積み重ねてきた経験と相乗し、独自の世界を築くに至っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiseiok
30
徳大寺御大亡き後、最も面白い(信頼出来る…というのとはまた別w)自動車評論を届けてくれる福野礼一郎さんの年イチ評論集。今年も楽しみにしていました。物理法則と人間工学を最大の正義として、たとえBMW、メルセデスと言えどザクザクと斬りまくるスタンスは相変わらず気持ち良い。車台番号の開示、空気圧の厳密なキャリブレーション、後席インプレッションや荒れた路面での挙動チェック、まさにユーザー目線での評価スタンス…今年も楽しかった。イマドキはマフラーをなるたけ目立たせないのがトレンドになりつつあると言うのは驚きでした。2024/11/22
酔ちゃん
0
★★★★2025/03/08
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- 和書
- 観察力を磨く名画読解