内容説明
時間を制する者は、人を制し、カネを制す!日本一忙しい角栄の仕事を支えた驚異的な時間の切り方、活かし方。
目次
第1章 時間術は「自分コントロール術」でしかない
第2章 即決できるのは「段取り力」のおかげ
第3章 自分だけのための時間をつくる
第4章 他人の時間を利用すれば百人力
第5章 ムダな時間を使わせない指導術
第6章 時間で相手の心をつかむコツ
著者等紹介
向谷匡史[ムカイダニタダシ]
1950年広島県呉市生まれ。週刊誌記者などを経て作家に。浄土真宗本願寺派僧侶。日本空手道「昇空館」館長。保護司の顔も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えちぜんや よーた
75
時間管理術そのものは他の「時間本」と変わらない気がする。どちらかというと「田中角栄武勇伝」といった印象が強い。正月の年賀状は8000枚。1日の陳情件数は300件から400件。ロッキード事件で報道関係者が詰め寄せても「イヨっ!」と愛想をかます。日本史の教科書を読み解くと、角栄さんは日本列島改造論とか積立方式の年金から賦課方式の年金への移行など今となっては劣化した制度を考えた人ですっかり「歴史の人」。だけど一個人としてはすごい人だったんだと改めて気づかされる。2018/01/19
柔
32
凄まじい男だった。起床は朝5時。テレビニュース、新聞を読み朝風呂に浸かり7時に朝食。午前中は陳情を受け、午後は行政の仕事。ウイスキーを引っ掛け10時就寝。0時に起きて、書類の片付けと勉強。再び3時就寝。「強い意志で自分の時間割を貫く」成功者は時間の価値を知っている。「人間には休養は必要だ。ただし、働いてから休みなさい」リーダーは即断即決出来なければ務まらない。しかし熟慮熟考の上での決断でなければならない。人に振り回されることなく、自分の人生を貫く。遠慮は無駄。常識に囚われるな。義理は欠かすな。派手にやれ。2019/09/08
るい
12
時間術は、自己コントロール術。徹底的な1日の時間の使い方に、圧倒された。仕事のできる人間は、いつ、どこにいても連絡が取れる。トップリーダーたちは、時間に支配されるのではなく、時間を支配している。仕事の質を高め、ムダな時間をカットすることで時間を捻出し、余暇を楽しむ。そのためには、段取り8割、仕上げは2割。そんな生き方をしていきたい。2017/10/08
なお
6
時間に対する姿勢がよくわかる。私の時間がないなんてただのいいわけだと思った。もっと行動しよう。1,000冊目2016/11/28
せっかちーぬ
5
面白かった。強いなあ。と思った。 自分をコントロールする時間術は、身につけて来たつもり。自分のための時間は、結構使い上手だと思う。でも、そのせいで他人を待ち我慢したり、他人に取られた気になったりしてる自分もいて。他人にムダ時間を取らせないように指示を出し、他人の時間を頂戴するなんて、なんて素敵!真似できる所はしたいものだ。でも、カリスマ性がない(汗)まずは態度で。 飲み会の件は、目から鱗。まず飲み会は出ないんだけど。出なくちゃならないときはガンガン回ってやろう!で、とっとと帰ろう(笑)2017/12/10