内容説明
日本でも始まっている小さな住みかた。都市との距離、住まいのありかたを見直し、実行した先駆者たちの言葉。
目次
第1章 消費から「作る」「もらう」への転換
鈴木菜央さん実生活編つながり方を見直す
第2章 新築3LDKから始まったミニマリスト生活
第3章 10平米だから生まれた自由
第4章 DIYオフグリッド、プールつき
第5章 生活を見直すきっかけは震災 YADOKARIのこれまで
第6章 旅するように住まう
総括 哲学か、感覚か、女性が先に動いている
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mura_ユル活動
85
住まいの再編集をした家族。要らないものの削ぎ落とし住まう。タイニーハウス。購入価格コミコミで500万円程。東日本大震災から始まったYADOKARI、サイトに毎日約10万人訪れる。自分が本当に欲しいと思っている生活、今の経済一辺倒の捉えかたからもう1回何が人間にとって必要なのか。生活を変え、断捨離は相当行う、大量消費・決まったレール(家や生活)からの考え方の転換。IT関係、デザイン関係、建築士、ネットを使った、クリエイティブな仕事をしている方が多い。千葉県いすみ市、長野県諏訪郡、宮崎県宮崎市、佐賀県唐津市。2018/12/15
Carlos
31
物は減らせるだけ減らしたい。妻や子ども達は逆なのが辛いところ。。2020/10/24
たまきら
29
開拓地をどうするかのんびり考えている中、この「YADOKARI」さんの書籍に出会いました。別に世捨て人になりたいわけじゃないけれど、従来の所有のアイデアに染まりたいわけでもない。究極の断捨離生活な方には驚かされましたが、のんびり自然を楽しみたい自分には共感できる一冊でした。ウェブサイトも行ってみよう。2020/11/04
zoe
19
自分で作るか、ワンクリックで買うか。断捨離の結果、ダンボール二箱に出来るか。資本主義の果て。食べ物まで作るような個人で憧れる生活をさておき、なんで仕事ではワンクリックのアイデアばかり展開するのか?こういう本を読むと個人が相当ダブルスタンダードか、二重生活をしている世界に住んでいるのではないかと思います。2021/12/04
絵美
11
帯の写真も、それをはずした表紙も すごく素敵です。お気に入りしてるかたの感想で気になっていたのもあって、みつけてすぐ購入しました。でも 最初のほうで ギフトエコロジーとか コミュニティ型の農村みたいな言葉がでてきたときに、、こういう言い方していいのかわからないけど汗 ヤマギシ会のことが思い浮かんで、こわくなって いちど読むのを休んでいました。でも昨日 あとがきを読んでおちついて、読了できました。いろんなことを知れて、楽しい1冊です。そう遠くないうちに 再読することまちがいなしです。2019/01/24
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- 和書
- 斎藤家の核弾頭 朝日文庫