目次
第1章 序論―芸術鑑賞における諸問題とその背景(美術館・博物館の展示環境について;展示照明と作品の印象に関する先行研究;展示環境の課題と特殊レンズ;本書の目的と構成)
第2章 展示照明が絵画の印象に与える効果の調査(研究1:照度(照明の明るさ)が絵画の印象に与える効果
研究2:色温度(照明の色)が絵画の印象に与える効果
研究3:証明への順応を考慮した照度の効果)
第3章 芸術鑑賞応用のための特殊レンズ装用時の色の見えに関する調査(研究4:特殊レンズが有彩色の見えに与える効果;研究5:特殊レンズが無彩色の見えに与える効果;研究6:特殊レンズ装着への順応の影響)
第4章 特殊レンズ装用が絵画の印象に与える効果の調査(研究7:特殊レンズが絵画の印象に与える効果―150lx(油彩画展示の国際基準)での検討
研究8:特殊レンズが絵画の印象に与える効果―10lx(日本の美術館で見られた国際基準より更に暗い照明環境)での検討
研究9:研究7、8と美術館での予備調査をもとに行った追加調査)
第5章 総括―より良い芸術鑑賞に向けて(展示照明が絵画の印象に与える効果;特殊レンズ装用が博物館照明下の色の見えに与える効果;特殊レンズ装用が絵画の印象に与える効果)
著者等紹介
西川恵[ニシカワメグミ]
日本学術振興会特別研究員PD。立命館大学OIC総合研究機構プロジェクト研究員。2024年立命館大学大学院人間科学研究科博士課程後期課程修了。博士(心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。