目次
第1部 国際学研究の方法・倫理を考える(アフリカにおける地域研究の方法と倫理―私の場合;災害研究の特徴とその方法―国内外の被災地調査の経験をもとに;学問の社会的責任とは何か―原発事故後の調査研究をめぐる考察;猫がつむぐ物語―テクストを読む)
第2部 多文化共生をめぐる研究課題を考える(多文化共生と公共圏―「多文化公共圏センター」の取り組みから考える;生きられる「多文化共生」―多義的で多面的な「多文化共生」を実態として捉えるために;なぜ日本は世界のジェンダー平等の流れから取り残されてしまったのか―東京医大「女性差別」入試から考える日本の課題;儒学から近代への転換期における権力、「知」と知識人に関する言説分析)
第3部 グローバルな倫理をめぐる研究課題を考える(権威主義体制を支える民主主義体制―石油貿易と政治体制;民主主義の再定義―東南アジアにおける紛争後の変革をナビゲートする;武力紛争後のアムネスティ(恩赦)と国際法―ウガンダにおける和平交渉と平和構築の事例から)
著者等紹介
清水奈名子[シミズナナコ]
宇都宮大学国際学部・教授。国際関係論・国際機構論
藤井広重[フジイヒロシゲ]
宇都宮大学国際学部・准教授。国際法・国際人権/刑事法・平和構築論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。