内容説明
はじめて「認知行動療法」にふれる方でも、つまづくことなく理解できる最新入門テキスト。基礎から少し応用、そして最新の知見まで、豊富な具体例を挙げながら、語りかけるような言葉で解説。難しいイメージを払拭する、ファーストステップに最適の1冊。
目次
序章 認知行動療法の概観
第1部 行動療法の基礎理論(学習と行動;馴化と鋭敏化;レスポンデント条件づけ;オペラント条件づけ;言語行動、ルール支配行動、関係フレーム理論;観察学習)
第2部 行動療法の実践(行動療法の基本;さまざまな精神疾患に対する行動療法)
第3部 認知療法、認知行動療法への展開そして第3の波へ(認知療法;行動療法の第3の波)
著者等紹介
松野航大[マツノコウダイ]
武蔵野大学通信教育部講師。臨床心理士、公認心理師、産業カウンセラー。専門は認知行動療法、家族心理学、産業カウンセリング
嶋大樹[シマタイキ]
追手門学院大学心理学部講師。臨床心理士、公認心理師、博士(人間科学)。専門は臨床行動分析、認知行動療法
原真太郎[ハラシンタロウ]
京都橘大学総合心理学部助教。臨床心理士、公認心理師、博士(人間科学)。専門は行動医学、認知行動療法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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makishi yamamoto
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認知行動療法って単語はよく聞くけど、一体なんなんだろうと思っていたので気になって読んでみた。全くの素人だが、分かりやすく読め、入門書としてはとても良い一冊だった。 行動活性化やマインドフルネスなどはうつ病でなくても試しても良いと感じた。特に行動活性化の自分の感情や活動を記録して、行動の量や質を計画的に増やし、活動することをポジティブに感じるように自分を訓練するというのは有効な方法だと思う。あくまでこれは入門書なので、ここからもう少し詳しい本に次は移りたい。2024/09/13