出版社内容情報
パンデミックのさなか、新型コロナウイルス感染症拡大下において、遠隔授業の導入や学外研修プログラムの変更を余儀なくされながら、地方大学ではどのように学びが進められてきたか。その教育実践を記録するとともに、昨今の大学教育を考察する。
目次
第1章 学修者目線の教育を確実にするために
第2章 ウィズ/アフターコロナにおける国際化とグローバル人材育成への取組と課題
第3章 グローバル人材の育成に向けたオンライン教育の可能性―国際マーケティング論、東南アジア経済論の事例から
第4章 遠隔授業導入の経験を今後の教育に生かすために
第5章 ウィズコロナ時代の地方大学における公共政策学教育を考える
第6章 コロナ禍における学生主体による地域実習活動―佐世保市街地での「まち歩き」調査を事例として
第7章 課題解決力を育む振り返る学び
第8章 大学教育における実践的教育とその職業的意義
第9章 現代の教養教育にもとめられるもの
著者等紹介
岩重聡美[イワシゲサトミ]
長崎県立大学経営学部国際経営学科教授。2021年4月より国際戦略担当副学長。専門は消費者利益と日本型流通システム
橋本優花里[ハシモトユカリ]
長崎県立大学地域創造学部公共政策学科教授。2021年4月より教育担当副学長。専門は、神経心理学および高等教育。高次脳機能障害の支援や大学教育に心理学の視点を生かすことに取り組んでいる
古河幹夫[フルカワミキオ]
長崎県立大学名誉教授。副学長として学部改組と地域と連携する大学づくりに尽力した(2013年~2020年)。専門は社会・経済システム論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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