出版社内容情報
屋内と屋外をつなぐ「境の場所」となるテラスは子どもにとってどのような場所であるのか。質的な分析からその機能と特質を探る。
境 愛一郎[サカイ アイイチロウ]
著・文・その他
内容説明
テラスは子どもにとってどのような場所か。子どもの活動の具体的なエピソードや保育者の語りの質的な分析から、その機能と特質を探る。
目次
序章 研究の背景と目的:保育環境の「境の場所」へ
第1章 「境の場所」に関する諸視点の整理
第2章 A園におけるテラスの機能と特質
第3章 テラスの多様性を踏まえるために
第4章 4園に見るテラスの機能と特質の共通性と独自性
第5章 保育の時間的環境におけるテラスの機能と特質
第6章 保育の社会的環境におけるテラスの機能と特質
終章 総合考察
著者等紹介
境愛一郎[サカイアイイチロウ]
宮城学院女子大学助教。2016年広島大学大学院教育学研究科修了、博士(教育学)。『保育環境における「境の場所」』の関連研究により、「日本乳幼児教育学会新人賞」(2012)、「日本保育学会研究奨励賞(発表部門)」(2013)、「日本保育学会研究奨励賞(論文部門)」(2013)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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