中学生における友人との相談行動―援助要請研究の視点から

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中学生における友人との相談行動―援助要請研究の視点から

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  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779511301
  • Cコード C3011

出版社内容情報

利益・コストの予期という観点から、中学生における相談援助要請の生起・適応・促進の可能性を調査・検討した労作。

第1部 理論的検討

第1章 本研究の背景と問題

 第1節 はじめに   

 第2節 研究の視点 

 第3節 援助要請における概念と尺度の変遷

 第4節 先行研究における主要な課題 



第2章 援助要請の生起

 第1節 援助要請生起とその関連要因 

 第2節 援助要請を説明するための諸尺度



第3章 援助要請と適応および援助要請の促進

 第1節 援助要請と適応

 第2節 援助要請の促進



第4章 本研究の流れと論文の構成

 第1節 先行研究のまとめと研究の目的

 第2節 本論文の構成と各章の概要  

 第2部 相談行動に関する基礎的研究

 

第5章 研究1 悩みの経験と相談行動に関する実態

 第1節 目  的  

 第2節 方  法  

 第3節 結  果  

 第4節 考  察  



第6章 研究2 中学生における相談行動のプロセス

 第1節 目  的  

 第2節 方  法  

 第3節 結  果  

 第4節 考  察  



第3部 尺度の作成

第7章 研究3 援助要請意図を測定する尺度の作成

 第1節 目  的  

 第2節 方  法  

 第3節 結  果  

 第4節 考  察  



第8章 研究4 利益・コストの予期を測定する尺度の作成

 第1節 目  的  

 第2節 予備調査 目的  

 第3節 予備調査 方法  

 第4節 予備調査 結果  

 第5節 予備調査 考察  

 第6節 本調査 目的  

 第7節 本調査 方法  

 第8節 本調査 結果  

 第9節 本調査 考察  



第4部 援助要請の生起

第9章 研究5 利益・コストと援助要請意図との関連

 第1節 目  的  

 第2節 方  法  

 第3節 結  果  

 第4節 考  察  



第10章 研究6 悩みの種類による利益・コストの差異

 第1節 目  的  

 第2節 方  法  

 第3節 結  果  

 第4節 考  察  



第5部 発展的検討

第11章 研究7  発生した利益・コストが援助の評価に及ぼす影響

 第1節 目  的  

 第2節 方  法  

 第3節 結  果  

 第4節 考  察  



第12章 研究8  援助要請および利益・コストの予期に対する介入

 第1節 目  的  

 第2節 方  法  

 第3節 結  果  

 第4節 考  察  



第6部 全体のまとめ

第13章 中学生の援助要請における基礎データの検討

 第1節 目  的  

 第2節 方  法  

 第3節 結  果  

 第4節 考  察  



第14章 総合的考察

 第1節 本研究の知見のまとめ  

 第2節 本研究がもたらす示唆  

 第3節 今後の課題  

永井 智[ナガイ サトル]
2003 年 東京学芸大学教育学部卒業2008 年 筑波大学大学院人間総合科学研究科修了 博士(心理学)現職:立正大学心理学部准教授専攻:発達臨床心理学/教育心理学主著:援助要請と被援助志向性の心理学(共編著 2017 年 金子書房)ほか。

目次

第1部 理論的検討
第2部 相談行動に関する基礎的研究
第3部 尺度の作成
第4部 援助要請の生起
第5部 発展的検討
第6部 全体のまとめ

著者等紹介

永井智[ナガイサトル]
2003年東京学芸大学教育学部卒業。2008年筑波大学大学院人間総合科学研究科修了。博士(心理学)。現職、立正大学心理学部准教授。専攻、発達臨床心理学/教育心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。