内容説明
余命告知を受けた終末期がん患者―悲しみを予期しながら、その死を看取った家族たちの声から、喪われつつある「看取りの文化」の継承を探求する。
目次
第1章 がん患者の遺族に出会うまでの軌跡
第2章 なぜ、今、いかに「死」を受けとめたかを論じるのか?
第3章 「死」の否認に起因する諸問題
第4章 余命告知の副作用
第5章 死にゆく者の作法―「看取りの文化」のエッセンス(1)
第6章 家族に継承される「看取りの文化」―「看取りの文化」のエッセンス(2)
第7章 「看取りの文化」の再構築に向けて
資料 調査の概要
著者等紹介
井藤美由紀[イトウミユキ]
京都大学大学院人間・環境学研究科修了。博士(人間・環境学)。佛教大学・園田学園女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
-
- 和書
- 波瀾万丈の一万日