内容説明
絵の中に「赤い花は何本?」「ねこはどこ?」「寝そべっている人は?」ブリューゲル、ラファエロ、ゴーギャン、広重などの世界中の名画で遊びながら、知らずと美術に親しめる一冊です。
著者等紹介
ランビリー,エリザベート・ド[ランビリー,エリザベートド] [Lambilly,Elisabeth de]
1968年、フランスのパリ生まれ。歴史学を学ぶ。出版社勤務を経て、現在はフリーランスとして子どものための芸術、科学、歴史などの本を執筆している。実話に基づきながら自らのアレンジを加えた作品が多い。現在はノルマンディーに暮らしている
大澤千加[オオサワチカ]
1973年、神奈川県生まれ。パリの美術学校エコール・デ・ボザールで絵画を学ぶ。フランスの出版社l’´ecole des loisirs、Nathanなどで多くの絵本を制作。その他にフランス国内の幼年向け雑誌やアニメーションなど、イラストレーターとして幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
17
絵の中に「赤い花は何本?」「ねこはどこ?」「寝そべっている人は?」 古代の壁画から現代美術まで、ブリューゲル、ラファエロ、ゴーギャン、広重などの世界の名画で遊びながら美術に親しめる一冊です。 ■ちょっと大きい子から大人まで♪ 細部に誘導する質問が絶妙だなー。見つけたら そこからおしゃべりしたくなるから、誰かと一緒に読むのがオススメ☆ かなりの分量だから、一度に読もうとせずに、1日数ページづつ 何日かに分けて楽しむのが良さそうです ( ' ᵕ ' ) (2013年)(→続2017/10/06
みさどん
11
かなり細かく細部をあげてあるので、よほど好きな子ども以外は探すのがめんどうになりそう。一つの絵に一つの問いでも十分に楽しめるのではないかな。初めて目にした絵も多かった。自由に描けなかった昔の絵には隠喩が込められているものが多い様子。絵が物語るってこんなことだね。2018/05/23
遠い日
9
「名画で遊ぶ」シリーズ。世界の美術作品のディティールを、遊び感覚で見ていく。いくつかのお題に沿って絵の中に書き込まれた「部分」を探す。そうすることで、描き込まれた絵の世界をより深く、より広く「観る」ことが可能だ。2018/04/29
ちっぷ
2
図書館。これ面白い!古今東西の美術作品をわかりやすく親しみやすく見られるように工夫されています。芸術に疎い私でも本物を鑑賞したくなりました。刺繍の世界地図は実物見てみたいなぁ。2017/10/18
てんてこ
2
私自身、美術に関する知識があまりないのと、子どもに芸術を身近に感じて欲しいので、試しに図書館でかりた本です。名画の解説だけの絵本かとおもいきや、お題があり、間違い探しのように各名画をじっくり探したりして、文章理解よりも違う脳の働きが求められてゲーム、パズルのように楽しめる本です。子どもに対して、シリーズで買い揃えてみたい本です。2015/08/30