内容説明
日本の都市はどこへ向かうのか。少子高齢化、都心回帰、郊外団地の縮退…。独自の変貌を遂げる日本の都市の姿を検証し、そのゆくえをうらなう。
目次
東京大都市圏に集中する人口とその変化
人口と通勤からみる京阪神大都市圏の空間構造の変化
名古屋大都市圏における空間変容と特質
積雪寒冷都市・札幌における人口の都心回帰
東京大都市圏における少産少死世代の居住地選択
東京大都市圏における住宅取得行動の変化
京阪神大都市圏郊外における中心都市への通勤者数減少について
ポスト成長社会における名古屋大都市圏郊外の居住地選好
働きながら子育てをする場所としての東京都心
大都市圏郊外の高齢化とまちづくりの課題
千里ニュータウン内外における住宅開発の特徴とその課題
コンパクトシティと郊外問題
郊外住宅地における女性就業と子育て
ポスト成長社会における都市地理学の課題と今後の方向性
著者等紹介
日野正輝[ヒノマサテル]
東北大学大学院理学研究科・教授
香川貴志[カガワタカシ]
京都教育大学教育学部・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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