内容説明
時間的変化を分析してみませんか?なぜ「マルチレベルモデル」なのか?SPSS、SASの実行プログラム付。
目次
序章 なぜ「マルチレベルモデル」なのか
第1章 一般線形モデル・ア・ラ・カルト(一般線形モデルの考え方;1元配置分散分析 ほか)
第2章 変量効果と混合モデル(1元配置混合分散分析;ネストした混合分散分析 ほか)
第3章 マルチレベルモデルによる継時データの分析(観測値(データセット)の確認
個体の変化と入試形態ごとの平均的変化 ほか)
付録(データセット;SPSSシンタックス事例集 ほか)
著者等紹介
安藤正人[アンドウマサト]
川崎医療福祉大学・医療福祉学部・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユータス
1
分散分析と回帰分析から一般線形モデル、そして変量効果を含む混合線形モデル(マルチレベルモデルを含む)までの道のりを非常に丁寧に解説した本。t検定や回帰分析を学んだ後に理解を整理したい人におすすめ。ヌルモデル(全体を平均のみで記述するモデル)から初める「モデルの類型学」が実践され、統計モデリングの基本が学べる。本は大判だがページ数は少なめで、後半はほぼコード例(SPSS、SAS、R)になっているので、解説は100ページ弱しかない。また同じ説明や注意が何度も冗長に繰り返されるところももったいない。2018/12/26