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No Nukes ヒロシマ ナガサキ フクシマ―メッセージ&フォトブック

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784062193795
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

講談社戦後70年特別企画。「核なき世界」はきっと来る! 広島大学・長崎大学・福島大学の学生とつくるメッセージ&フォトブック。「紙とインクの平和ミュージアム」へ、ようこそ。
坂本龍一さん、吉永小百合さん、重松清さんらの心のこもったメッセージと美しい写真が1冊になりました。
核とは共生できないと全世界に訴えることが、国際社会に対する責任だと思う。――坂本龍一さん(音楽家)
「伝える、受け止める。また伝える、また受け止める」とても大切です。――吉永小百合さん(俳優)
「僕の手に、バトンはしっかりと握られているだろうか。そして、あなたの手には――?」重松清さん(作家)
知る。考える。そして、伝える――。被爆者、被災者、作家、学者、写真家、俳優、音楽家、アーティスト、学生……みんなの思いが1冊に。本書には、広島大学・長崎大学・福島大学の現役大学生7人が編集スタッフとして参加しています。「NoNukes」オリジナル・ブックマークもうれしい。

■写真
軍手のオートラジオグラフ(放射線像)
原爆の熱線で原形をとどめない象牙の印鑑
広島・原爆ドーム前の灯籠流し
福島県飯舘村の「大根シスターズ」
長崎の被爆者と大学生
井上ひさしの「原爆取材手帳」
浦上天主堂聖像の手首
奈良美智の「NO NUKES」
東京・山の手で見つけた「リトルボーイ」と「ファットマン」
福島県相馬市立磯部小学校の給食風景
その他――

■文章
福岡奈織(広島大学学生) 土は覚えている
新崎さくら(長崎大学学生) 渡されたバトン
木村元哉(福島大学学生) 僕の「NoNukes」
坂本龍一 非戦と非核
田上富久 平和を「つくる」 
渡辺謙 「足るを知る」ということ
重松清 カタカナの街
萩本トミ子 姉さんのブラウス
森敏 オートラジオグラフの警告
アーサー・ビナード ピカドンとジリジリ
忌野清志郎 サマータイム・ブルース
和合亮一 春を歩こう
井上ひさし 人類史の折り返し点
白井聡 「否認の国」の住人たちへ
美輪明宏 水をください
中村桂子 核兵器廃絶のロードマップ 
堤未果 「核なき世界」の先を描く
益川敏英 科学者の責任
丹波史紀 「ふくしま」を世の光に
吉永小百合 私の願い
その他――

土は覚えている 福岡奈織・広島大学学生
渡されたバトン 新崎さくら・長崎大学学生
僕の「No Nukes」 木村元哉・福島大学学生
非戦と非核  坂本龍一・音楽家
平和を「つくる」 田上富久・長崎市長
「足るを知る」ということ 渡辺謙・俳優
・地球上に存在する1万6400発の核弾頭
・知っておきたい原爆と原発の接点 川崎哲・ピースボート共同代表
・地球上に存在する435基の原子炉
カタカナの街 重松清・作家
姉さんのブラウス 萩本トミ子・広島県廿日市市・主婦
空を見上げる 川崎有希・長崎大学学生
オートラジオグラフの警告 森敏・東京大学名誉教授
ピカドンとジリジリ アーサー・ビナード・詩人
サマータイム・ブルース 忌野清志郎・バンドマン
春を歩こう 和合亮一・詩人
人類史の折り返し点 井上ひさし・作家
灰色の手 高橋恵子・福島大学大学院生
「否認の国」の住人たちへ 白井聡・政治学者
水をください 美輪明宏・歌手・俳優
命を奪われた土地で 杉内清繁・福島県南相馬市・農業
記憶 広島の五人の被爆者たち
海外で語る被爆体験 末永浩・長崎県長崎市・元中学校社会科教諭
「祝い酒」を造り続ける 鈴木大介・福島県双葉郡浪江町・酒造業
核兵器廃絶のロードマップ 中村桂子・長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)准教授
「核なき世界」の先を描く  堤未果・ジャーナリスト
科学者の責任  益川敏英・物理学者
「ふくしま」を世の光に 丹波史紀・福島大学行政政策学類准教授
私の願い  吉永小百合・俳優
・世界の歴史教科書に見る「ヒロシマ、ナガサキ」 
・核兵器と原子力発電の歴史を知る


『No Nukes ヒロシマ ナガサキ フクシマ』編集部[ノーニュークスヒロシマナガサキフクシマヘンシュウブ]
編集

内容説明

「核なき世界」はきっと来る。知る。考える。そして、伝える。被爆者、被災者、作家、学者、写真家、俳優、音楽家、アーティスト、学生…みんなの思いが一冊に。広島大学、長崎大学、福島大学の学生と共同編集。

目次

土は覚えている(福岡奈織)
渡されたバトン(新崎さくら)
僕の「No Nukes」(木村元哉)
非戦と非核(坂本龍一)
平和を「つくる」(田上富久)
「足るを知る」ということ(渡辺謙)
地球上に存在する1万6400発の核弾頭
知っておきたい原爆と原発の接点(川崎哲)
地球上に存在する435基の原子炉
カタカナの街(重松清)〔ほか〕

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポン・ザ・フラグメント

8
載せられた写真を見て美しいと思う自分にとまどいを感じる。キノコ雲の写真ですら美しい。核の問題を別としてそこには造形の美がある。写真や絵画の表現だけではない。すべての表現の価値は「美」を有することにある。それは作品のモチーフとなっているメッセージと直接につながらないかもしれない。さて、ぼくらはイメージとどう向き合えばいいのだろう。放射性物質は現実にそこにあり、抽象的な概念ではないということを、忘れないようにしないといけない。2015/06/15

Mao

6
自分でコントロールできない物を、そして制御下から出てしまうと大きな被害をもたらす物を、使ってはいけない。 創り出したこと自体が間違いだった。2015/07/17

くるり(なかむらくりこ)

5
「核兵器」「原発」に、世間でいろんな考え、意見、主張、価値観があることは理解している。でも、まずはどんな立場の人でも、この1冊を手にとって、先入観抜きに、ひとつひとつの写真、言葉と、じっくり向き合ってみてほしい。反対するための反対、賛成するための賛成。そういうこととは関係なく、自分としてどう考えるか。あらためて今、もう一度。2015/06/21

れの

2
原子力を根絶しないといけないワケ ・どれだけ防御策を講じても地震、津波、火山噴火、テロ攻撃などに耐えられない ・それによりひとたび原発事故が起きれば土壌汚染、海洋汚染はもちろん人間も居住できなくなるほどの環境汚染をもたらす ・廃炉、除染、被爆避難民へのケアなどの事故対応コストが莫大 ・安定稼働していても常に核廃棄物が生産されその安全な処理方法、貯蔵方法が確立していない 「人類は原子力という強力な火を生み出したが、あまりに強力な故みずからでも消し止める事ができない。」2025/02/24

鍵盤の上で指を踊らせる詩人

1
この本を読んで、世界から核をなくしたいという気持ちを一層強く感じた。2016/11/09

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