ミネルヴァ日本評伝選<br> 仁徳天皇―煙立つ民のかまどは賑ひにけり

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ミネルヴァ日本評伝選
仁徳天皇―煙立つ民のかまどは賑ひにけり

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  • サイズ B6判/ページ数 180,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623074198
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C0321

内容説明

仁徳天皇(三九〇頃~四三二頃)第十六代天皇。日本最大の前方後円墳・大仙古墳の被葬者として知られ、「竃の煙」の伝承から聖帝ともされる仁徳天皇。本書では、『古事記』『日本書紀』を徹底的に読み解き、ヤマト政権確立期に活躍した人物像を明らかにする。

目次

第1章 オオサザキの登場(応神・仁徳期の実年代;応神天皇の皇子たち;応神没後の内紛)
第2章 ヤマト政権と朝鮮諸国(ヤマト政権の半島出兵と倭・百済同盟の成立;高句麗の南下と半島の動乱;応神天皇と広開土王;朝鮮半島からの渡来人)
第3章 仁徳天皇の治世(仁徳天皇の后と葛城氏;難波遷都と河内の開発;朝廷と国造;朝鮮半島をめぐる外交課題;陵墓選定と死去)
第4章 仁徳天皇以後と聖帝伝説(熾烈な後継者争い;仁徳以後の状況;聖帝伝説の誕生)

著者等紹介

若井敏明[ワカイトシアキ]
1958年奈良県生まれ。大阪大学文学部国史学科卒業。関西大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。現在、関西大学、佛教大学非常勤講師。専攻は、日本古代史、史学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

南北

45
民が困窮しているときに古事記によれば3年間無税にして、聖の帝と呼ばれた仁徳天皇の評伝である。古事記・日本書紀を中心に文献資料からその人物像を明らかにしようとした点は評価できる。皇位継承争いが注目されがちだが、土木事業をいろいろと行っていたのは興味深い。こうした事業の残土を利用して陵墓が作られたのであろう。ただし百済側の資料がない時代になると具体的な年代が特定できなくなるなど今後の研究が必要な部分も明確になった点にも注目していきたい。2024/06/21

nori

5
Is author a spokesman of Empress Jito? It is so dangerous to describe history only with 記紀. Why he ignored Chinese records which refer to 仁徳? He has never explained 大仙 tumulus authenticity. He believed life of 武内? I wonder if he is really historian.2015/10/16

鈴木貴博

1
仁徳天皇伝だが、仁徳天皇時代を含む応神天皇の頃から眉輪王の変の頃まで言及。古事記・日本書紀を中心とした文献史料により叙述。応神天皇即位の頃から雄略、顕宗・仁賢の頃まで、王族の内訌が繰り返された中で仁徳天皇時代はまだしも平穏で治績が挙がった時代なのか。文献史料では必ずしも褒められた行動をしていない仁徳天皇が”聖帝”として伝説化されていく過程に興味をもった。2018/02/19

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