世界はなぜマルクス化するのか―資本主義と生命

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779505942
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C0012

内容説明

生命が社会的に生産され、労働者へと訓育されていくこの過程を「マルクス化」として捉え、そのマルクス化を徹底的に読み解く、野心的な倫理的マルクス論。

目次

序章 マルクスの問い
第1章 生命の社会的生産
第2章 労働者身体の生産
第3章 過剰なる労働力
第4章 イデオロギーの生産
第5章 労働から怠惰へ
第6章 コモンズとしての能力
終章 コミュニズムの再定義

著者等紹介

馬渕浩二[マブチコウジ]
1967年岩手県に生まれる。1990年東北大学文学部卒業。1998年東北大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、中央学院大学商学部准教授(専攻/倫理学・社会哲学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

endormeuse

2
あたかも不可避の運命であるかのように生が資本主義的(再)生産様式のうちに編成されてしまうこと、この問題設定に基づいてマルクスを現代的に読み直す一冊。教条左翼っぽく見えなくもないタイトルで損をしているような気がするが、間違いなく今こそ広く読まれるべき名著。2021/09/06

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