出版社内容情報
琉球沖縄は、どのような歴史をたどってきたのか。先史・古代から現在まで、豊富かつ最新の研究成果を踏まえつつ、考古・歴史はもちろん社会・政治・民俗など多様な専門領域の視点を盛り込んで分かりやすく描く通史テキスト。各章の記述を補完するコラムをちりばめ、沖縄国際大学の米軍ヘリ墜落事故に触れた特論を収録。歴史の学び直しにも最適。
内容説明
琉球沖縄は、どのような歴史をたどってきたのか。豊富かつ最新の研究成果と、多様な専門領域の視点を盛り込んで平易に描く通史。各章を補完するコラムや、米軍ヘリ墜落事故に触れた特論を収録。学び直しにも最適。
目次
1 先史・古代(旧石器時代―島にたどり着いた更新世人類の足跡;沖縄貝塚文化―サンゴ礁とともに暮らした狩猟採集民 ほか)
2 古琉球(グスク時代のはじまり;島々に築城された城(グスク) ほか)
3 近世琉球(島津氏の琉球侵攻―その理由と結果;中琉日関係のなかの琉球国 ほか)
4 近代(異国船の来航―アジアの近代との接点;近代国家の成立と「琉球処分」 ほか)
5 現代(沖縄戦;占領と離散―土地をめぐる住民のたたかい ほか)
著者等紹介
野添文彬[ノゾエフミアキ]
1984年/沖縄国際大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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二人娘の父
2
素晴らしいテキスト。大学という学びの場に相応しい、多面的かつ「主体的な思考」を促す内容。詳しくは、後日。2023/11/07
takao
2
ふむ2023/04/23
Hiroki Nishizumi
1
まさしく教科書。先史・古代、古琉球あたりが面白く読めた。2023/11/20
BluesGilimeno
1
沖縄を旅行するにあたり、まずこの本を読む。教科書的に、沖縄の歴史を学ぶことができる。わりと遅い時代まで、狩猟採集文化が続いた模様。暖かく食べるものがたくさんあったからか。稲作や農業には気候が適していなかったためか。驚くような航海を通して、中国とは友好関係を続ける。冊封の説明を聞くと、支配をされているようなイメージを持つが、中身は貿易、だったという。日本から輸入したものを中国に売り、中国から輸入したものを日本に売る。沖縄の買も重要な役割を果たす。中国との関係でいうと、江戸時代は進んでいた方だったか。2023/08/20
Y_Kuroyanagi
0
20230624ー202307192023/07/19