北アルプス大日岳の事故と事件

北アルプス大日岳の事故と事件

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779501876
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C3075

目次

序章 大日岳で起こった雪庇崩落事故
第1章 大日岳遭難―事故と事件(第一回大日岳事件研究会)
第2章 大日岳事故はなぜ業務上過失致死罪に問われたか(第二回大日岳事件研究会)
第3章 山岳事故における法的責任(第三回大日岳事件研究会)
第4章 大日岳遭難事故に関わる雪庇の形成と破壊に関する考察(第五回大日岳事件研究会)
第5章 大日岳の巨大雪庇(第四・第六回大日岳事件研究会)

著者等紹介

斎藤惇生[サイトウアツオ]
1929年熊本県生まれ、京大医、医専、外科医、新川端病院名誉院長、サルトロ・カンリ初登頂(1962)、シシャパンマ峰登頂(1990)、(社)日本山岳会長(1997‐99)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ふたば

6
事件となり、裁判にもなったため、非常に記憶に残っていた事故。この本を読む限り、被告となった主任講師は十分な能力を持ち、判断力も統率力も全く問題がなかったように思う。雪庇に関しての知識不足と、十分な確認を怠ったとしての送検だったようだが、専門の研究者でさえ想定できなかった、巨大雪庇の危険性をどう認知しろというのだろうか。当時、雪庇は、場合によって雪洞を作るのに適しているとさえ言われていたし、彼らは弱層テストもしっかり行っていた。それでも、事故は起こる。想定外の状況は発生するのだ。2019/01/12

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