内容説明
サービス多国籍企業とはなにか。グローバル化と同時にサービス化の進む世界経済の実態を包括的に考察。アジアにおけるサービス多国籍企業の実像にせまる。
目次
第1部 世界経済のサービス化とグローバル化―サービス多国籍企業の発展(世界経済のサービス化とグローバル化;サービス多国籍企業の諸特徴;知的財産権取引と多国籍企業;サービス経済化と雇用問題;サービス貿易とGATS体制)
第2部 アジアにおけるサービス多国籍企業(サービスのオフショアリングとアジア;アジアにおける金融サービス多国籍企業の展開;対中サービス直接投資とITサービス;アジアにおける国際物流;日本小売業の多国籍化プロセス:戦後における百貨店・スーパーの海外進出史;航空サービス業のグローバル化とアジア;余暇の拡大と多国籍レジャーサービス企業の台頭)
著者等紹介
関下稔[セキシタミノル]
立命館大学国際関係学部教授(国際経済学)。1942年生まれ。早稲田大学第一商学部卒業、京都大学大学院経済学研究科博士課程(経済学博士)修了。著書多数
板木雅彦[イタキマサヒコ]
立命館大学国際関係学部教授(国際貿易投資論)。1957年生まれ。京都大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程中退
中川涼司[ナカガワリョウジ]
立命館大学国際関係学部教授(開発経済論)。1960年生まれ。高知大学人文学部卒業、大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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