出版社内容情報
教育をその現場から再構築する試み。
内容説明
教育をめぐる議論がメディアを賑わす一方で、現場の教師と子どもたち自身がますます追いつめられている―教育という営みの両義性の内部に踏みとどまりながら、現場の困難と向き合う理論を構築する。
目次
第1部 教育の物語学と臨床教育学(教育の物語論的考察のために;「物語ること」と人間形成;教育のナラトロジー;教育の語られ方と「公/私」問題 ほか)
第2部 学校と教室の臨床教育学(いじめの語られ方―いじめ問題への物語論的アプローチ;教師と生徒の人間関係―転移―逆転移の観点から;「ほめ」と「叱り」の現象学;学校教育とカウンセリング ほか)
著者等紹介
毛利猛[モウリタケシ]
1958年生まれ。1981年京都大学教育学部卒業。1986年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。香川大学教育学部教授(教育人間学・生徒指導論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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