出版社内容情報
インテリジェンスの本質を理解する入門書。
情報論のエキスパートである著者が、世界史の事例をひもときながら「インテリジェンス」の本質をわかりやすく解説する必読書。
本書は、情報論のエキスパートである著者が、インテリジェンスの基本を、古今のエピソードを例に取りながら解説したものである。パールハーバーを巡る情報戦争、ミッドウェー海戦の内幕、9・11と情報、ケンブリッジ・スパイ団のこと、スパイとハニートラップ、スパイの世界におけるさまざまなテクニック、盗聴、偵察技術、暗号解読まで、まさにインテリジェンスについて基礎知識を得るための、格好の入門書となっている。報道には現れない世界が本当にあることを、本書を手にする読者は、驚きを持って知るだろう。それぐらい、まるでフィクションのような事実が満載され、真に興味深い読み物となっている。国際社会の恐るべき裏側を読む、力作である。
●第1章 情報と情報過誤
●第2章 情報活動の基本
●第3章 機械技術的情報収集
●第4章 信号情報収集
●第5章 公開されている情報源からの情報収集
●第6章 分析
●第7章 特殊情報
●第8章 予兆と警告
●第9章 基本的情報と情報判断
●第10章 頻発する情報過誤
●第11章 肥大する情報機関
●第12章 防諜活動
●第13章 欺瞞作戦
●第14章 隠密作戦
●第15章 攻撃目標になったCIA
内容説明
国際社会の恐るべき裏側を読む。まるでフィクションのような事実が満載。これから日本はどうすべきか。
目次
情報と情報過誤
情報活動の基本
機械技術的情報収集
信号情報収集
公開されている情報源からの情報収集
分析
特殊情報
予兆と警告
基本的情報と情報判断
頻発する情報過誤
肥大する情報機関
防諜活動
欺瞞作戦
隠密作戦
攻撃目標になったCIA
著者等紹介
吉田一彦[ヨシダカズヒコ]
1936年、神戸市生まれ。神戸市外国語大学卒業、大阪大学大学院博士課程単位取得退学。神戸大学国際文化学部教授、北星学園大学文学部教授を経て、神戸大学名誉教授。専攻は情報論で、特に情報戦争に関する事項(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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