目次
1 「マツリゴト」へのアプローチ(ケ・ケガレ・ハレについて;「マツリゴト」と「天皇制」 ほか)
2 日本政治の「時間構成」(五月連休と政治儀礼―国会日程とイデオロギー的綱引きを中心として;歴代首相の慰霊・追悼儀礼への出席と靖国参拝のパターン ほか)
3 政権交代と首相儀礼―首相の就任儀礼を中心として(2009年・歴史的な「政権交代」に見る「首相儀礼」の展開;新首相の「就任儀礼」としての「伊勢神宮参拝」 ほか)
4 平成期・象徴天皇制の始動と戦後50年の儀礼(新象徴天皇へのパフォーマンス;「平成」の新皇室と国際親善 ほか)
5 象徴天皇制の儀礼構造―関係儀礼に見るソフトパワーの動態(ソフトパワーの「象徴ネットワーク」の構築;皇居における「対面」と「共食」にみる儀礼秩序 ほか)
著者等紹介
坂本孝治郎[サカモトコウジロウ]
学習院大学法学部教授。1948年・鹿児島県生まれ。ラ・サール中学校・高等学校、東京大学文化1類(法学部)、同大学院法学政治学研究科博士課程を単位取得退学。立教大学法学部助手(79年度)を経て1980年・学習院大学法学部助教授に着任。2019年3月末で定年退職。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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