内容説明
英国のEU離脱(Brexit)により、EU公用語リストから英語が消えるのか?今こそ考えたい国際社会と言語の関わり。そして日本人が英語で悩む根源的理由。ケンブリッジ大学で培った精神で多くのグローバル・エリートを育て続ける筆者による分かり易い解説。
目次
第1章 世界語としての英語の普及
第2章 英語が身につかない原因の究明その1 内発的使命感の欠如
第3章 英語が身につかない原因の究明その2 ドクサからの解放
第4章 たった一つの鉄則
第5章 発音の神秘
第6章 社内英語公用語化は有効か
第7章 アダム・スミスに学ぶ
第8章 憶えておくと役に立つ日本語の特徴
結語に代えて 世界の言語に関する質問
著者等紹介
宇津木愛子[ウツギアイコ]
横浜雙葉学園卒。上智大学外国語学部卒。同大学修士課程、理論言語学専攻修了。英国ケンブリッジ大学に留学、博士号を取得(英語構文の分析)。学位取得後も研究を続け、ケンブリッジ大学における研究歴は約8年。専門は理論言語学。現在、慶應義塾大学商学部教授。2002年より現在に至るまで、同大学、教職課程センターにおける英語科専門委員を歴任。英国式ディベート国際大会における決勝戦の審査員を務められる有資格者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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