目次
1 宗教の意味を問う(「宗教」という言葉の意味―「究極的な至高の境地」と「畏怖や不安の感情」;宗教をどのように定義するか―「聖なるもの」と「究極的価値」;宗教の諸類型―発生・伝播・内容・性格などを基準にして ほか)
2 いま、なぜ宗教か(現代の世俗化論争―宗教不滅論と宗教衰退論;原理主義と神秘主義―一九七〇年代以後の宗教運動;“唯一性”の超克は可能か―共存時代のキリスト教神学をめぐって ほか)
3 日本人と宗教(鈴木正三『万民徳用』の刊行年について―初板(版)と再板(版)
二宮尊徳―日本的エートスとしての「神儒仏合一」思想
平田篤胤と片山松斎―ナショナリズムの強引な狂信性と冷静な相対性 ほか)
著者等紹介
芹川博通[セリカワヒロミチ]
1939年大分県別府市に生まれる。淑徳短期大学名誉教授。淑徳大学・早稲田大学・慶應義塾大学・東京大学・武蔵野大学・亜細亜大学・学習院女子大学など各講師を歴任。文学博士。比較思想学会前会長、日本宗教学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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