目次
第1章 移行期の正義とは何か
第2章 移行期の正義に関する研究のアプローチ
第3章 冷戦期・ポスト冷戦期におけるアメリカとラテンアメリカ
第4章 アルゼンチンにおける民主主義・権威主義・国家テロリズム
第5章 アルゼンチンにおける移行期の正義とその後
第6章 チリにおけるピノチェト政権の誕生とその限界
第7章 チリにおける移行期の正義とその後
第8章 エルサルバドルの内戦と和平合意
第9章 エルサルバドルの真実・正義と平和構築
終章
著者等紹介
杉山知子[スギヤマトモコ]
神戸大学大学院法学研究科博士課程後期満期修了退学。コロンビア大学より博士号取得。政治学・国際関係論専攻。現在、愛知学院大学総合政策学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あくび虫
3
半分くらい流し読んでしまいました(笑) 内容はけっこう面白いのですが、当然ながらセンセーショナルに書きたてるわけもなく単調。終章にまとめてあるので、他の部分は読まなくてもいい気が……。ラテンアメリカが近年まで大変な状況だったことには驚かされました。2017/05/15
RF1
1
アルゼンチン、チリ、エルサルバドルの事例から、不当に奪われた命がどのように扱われ、被害者や加害者をめぐる状況がいかに変化してきたのかを概観。学習者に優しい構成で、合間のコラムもおもしろかった(見たい映画が増えた…)2013/03/27