コンピュータの基礎

杉江 日出澄【著】

培風館（1997/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 116p／高さ 21cm
• 商品コード 9784563013998
• NDC分類 007.6
• Cコード C3055

内容説明

本書は、大学や高専におけるコンピュータ教育の入門を目的としたテキストである。情報リテラシーの中心は、パソコンを使いながらコンピュータの仕組みや原理を考え、その応用には無限の広がりがあることを理解することにある。本書はこのような考えのもとに、まずコンピュータについて概説し、情報の表現、ハードウェアとソフトウェア、ネットワークと通信などを平易に解説する。そのうえで、情報リテラシーで大切な能力となるアルゴリズムの組み立て方と、ＢＡＳＩＣを使ったプログラミングについて、くわしく解説していく。

目次

１　コンピュータの概説
２　情報の表現
３　ハードウェア
４　ソフトウェア
５　ネットワークと通信
６　アルゴリズムとフローチャート
７　アルゴリズムとプログラミングの基礎
８　アルゴリズムとプログラミングの応用

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ハンギ]

僕が読んだのは改訂版でした。改訂版は2004年に出版されている。中身は最新とは言えないけど、基本的な部分をチェックできる。二進法の扱い方、誤差、CPUの仕組み、特にきちんとレジスタ、バスが出てくる。データ転送の仕組みの解説、フローチャートの書き方などもあり、教養レベルを越えている。BASICで書かれたプログラムが載ってて、ラグランジェの補間とやらが出てきたりするから本格的な入門書かもしれない。120ページとページ数が少なくまとまっている所がすごいなと思いました。

2013/06/08