内容説明
近年、医療事故の頻発や、医療技術の高度化・専門化により医療人と患者およびその家族の関係が新たに問われることから、医療人に対する倫理が、社会的に強く希求されることになった。本書はこうした背景に基づいて書かれた、医療に関する倫理学の入門書である。
目次
第1章 主要な倫理思想(倫理とは;ギリシアの倫理;キリスト教倫理 ほか)
第2章 医(療)の倫理(ヒポクラテスの誓い;ニュールンベルグ綱領;ジュネーブ宣言 ほか)
第3章 生命倫理(バイオエシックス)(生命倫理の意義と研究対象;インフォームド・コンセント;遺伝子診断・治療 ほか)
著者等紹介
小川芳男[オガワヨシオ]
東京教育大学(現・筑波大学)文学部哲学科卒業、同大学心理学科研究生、東京教育大学大学院文学研究科倫理学専攻博士課程修了。防衛医科大学校教授・学生相談室長・図書館長を経て、防衛医科大学校名誉教授、愛国学園大学人間文化学部教授、日本薬科大学・横浜薬科大学・八洲学園大学非常勤講師。所属学会:日本森田療法学会(理事・学会認定心理療法士)、日本理論心理学会(理事)、日本家庭教育学会(常任理事・家庭教育師)、日本生命倫理学会、他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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